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Sunday, July 23, 2006

地球は丸い-アメリカ周り日本行き6

さて、くさい缶詰のことは忘れて、旅の続きをそれこそ忘れないうちに(もう結構記憶が飛んでる)書きましょう。

現在ひできすは...そうでした、"窓側のシートに体を埋めてまずはウエルカムドリンクのシャンペンをぐびび(ビールじゃないんだから)とやる。そして備え付けのBoseのヘッドフォンをつけてチャンネル9を"(もろコピペ)、というところでした。

ニューヨーク行きのUA800便は順調に高度を上げ、33000フィートで一度水平飛行になると、シートベルトのサインが消灯し飲み物のサービスが始まった。赤ワインをたのんだあと、15分ほどで始まる機内エンタテインメントのメニューに目を通す。


どれどれ本日の映画のメニューはと...

Channel1 Something New
Channel2 Eight Below
Channel3 Big Momma's House2
Channel4 Last Holiday
Channel5 Glory Road
Channel6 The Perfect Man
Channel7 The Pink Panther
Channel8 Disney Channel
Channel9 短時間物


ふむ、いまいちぱっとしませんな。この中でというなら、南極物語的動物感動ものと予想されるC2のEight Belowと、脳みそ停止状態が許されそうな爆笑が期待できるC7のThe Pink Pantherで決定!

(後述)Eight Belowはひできすが犬好きなのもあって感動しました。Pink PantherもSteve Martineの大歩危(おおぼけ)に単純に笑えました。


最終巡航高度の37000フィートへの上昇が許可され、機体は高度を上げ始めた。
シートベルト着用のサインは点灯しなかったが、クルーの放送でなるべく着用するよう促される。放送が終わると一時停止していた映画が始まり、食事のいいにおいも漂い始めた。


そう、映画の途中で機内放送が入ると見ていた映画は一時停止し、どのボタンを押しても反応しなくなるのです。まあ、当たり前っちゃあ当たり前なんですけどね。

しかしですね、映画のいいところで機内放送がだらだらと入るととっても興ざめするんですよ。そんでもって、「やっと終わった」とおもうと...


「えー皆様、ただいま機長から現在の飛行状況について...」

と、日本語の翻訳が入る。あー、もうやめてー。


ひできすはもう、息もたえだえです。いや、負けるな俺、やっと映画もこれで再開するんだから。さあ、続きを見よう。しかし、画面はPauseのまま


「ちんちゃんほーちょーゆんにゃんほいしゃおしぇーしぇーめんたんぴん...」


ちゅ、中国語ぉ???


そうでした。忘れてました。このUA800は日本が始発ではなく、香港だか北京からのワンストップフライトだったのです。太平洋線では、以遠権があるユナイテッドノースウエスト航空に乗った事がある人は経験があるかもしれません。この3カ国語での、暴力的な機内放送には切れるを通り越して萎えてしまいます。


ひできすはしかし、思うんです。このBoeing777のように12000Kmを超える航続距離を誇る飛行機たちが登場する以前の南回り便で日本から欧州へ行く乗客の事を。

東京発パリ行き南回り

途中経由地は例えば香港、ダッカ、デリー、ドバイ。

日本語の機内放送の後は、中国語、ベンガル語、ヒンディー語、アラビア語、英語、そしてフランス語。

うわっ、考えたくもない


映画を1本見終わって、まだ息の荒いひできすです。

さて、もうどの辺まで来たのかな?
モニターの地図を見ると...このへん


全然まだまだ(ため息)...


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実際の旅はとっくに終了し、心の旅をしているひできす。そして心の旅には終着駅はないのだー。
だー。




いつも本館並にブログ楽しみにしてますよー。

本館の掲示板にも書きましたが、ぜひぜひ!ひできすさんの今までの人生を語ってくださいな。旅行記が終わってからでいいので。




こらー、俺がアスキーアート嫌いなの知ってて(といってたまに自分も使うけど)。

やまさん、いらっしゃい。ひできすの人生に興味があるのなら、トルストイ著「人生論」、徳冨 蘆花著「自然と人生」、司馬遼太郎著「龍馬がゆく」、フォレスト・カーター著「リトル・トリー」などを読まれると良いかと思われます。まあ、おいらは語るほどえらそうな人生を経験してませんので。



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